【卵アレルギーも安心】沼津港の絶品海鮮丼「にし与」実食レビュー
旅行に行ったら、せっかくなら地元ならではのおいしいものを食べたいですよね。
でも、昔ながらのお店だとアレルギー表示がないことも多く、「この料理は大丈夫かな…」と不安になることもしばしば。
そんな時、我が家の定番は寿司や海鮮料理です。
寿司や海鮮丼なら卵アレルギーでも安心。
魚とご飯が中心なので、他のアレルギー物質が使われることも少なく、家族全員で同じ食事を楽しめます。
海鮮丼によく入っている卵焼きは抜いてもらいますが。
今回は夏休みを利用して、日帰りで静岡県沼津へ行ってきました。
そこで訪れたのが、地元でも人気の海鮮料理店「にし与」。
新鮮な魚介と、地元ならではのボリューム感で大満足のお店です。
私自身、食品メーカーで18年間営業をしてきた経験があり、食の安全や品質には人一倍こだわっています。
そんな私が選ぶお店なので、自信を持っておすすめできます。
沼津に旅行する際は、アレルギーがあるご家族でも安心して地元の味を楽しめる「にし与」を候補に入れてみてください。
旅の思い出がさらに美味しく、特別なものになりますよ。
①店舗概要|沼津港で40年以上愛される朝食&海鮮丼の名店
にし与は沼津港で40年以上、沼津魚市場で働く仲買人のお腹を満たす朝ご飯を提供するお店です。
朝6時から営業中。
朝仕入れる新鮮な魚を使った刺身やフライ、煮付けなど定食を豊富に取り揃えています。
主なメニュー:
・名物「にし与丼」(新鮮な海の幸をふんだんに使った海鮮丼)
・アジフライ定食(ふっわふわの食感)
・その他:刺身定食、大盛刺身定食、生しらす丼、するが丼(金目干物定食、トンカツ定食などもあり)
季節や日によって、生シラスや桜エビなども味わえる
特徴:
市場直送の魚介を使った定食や丼が豊富で、価格は2,000円前後が目安。
休日や観光シーズンは朝から行列ができるほどの人気店。
観光客にも地元民にも支持される、沼津港を代表する名店。
早朝から営業しており、朝食としても利用できます。
特に「にし与丼」は11種類の新鮮ネタが盛られボリュームも満点です。
アジフライも「サクサクふわふわ」と評判の一品です。
※アレルギー表示はないので卵アレルギーの方は避けた方がベター。
支払いは現金のみで、近隣に無料駐車場や有料駐車場があります。
予約不可ですが、行列覚悟での来店がおすすめです。
出典:ぬまづみなと商店街
②実食レポ|沼津港「にし与」の海鮮丼とアジフライ
お店に着いたのは土曜日の12時30分頃。
事前の情報では「2時間並ぶことも」とあったので心配していましたが、ピークの時間で15人程度の列でした。
昔ながらのお店なので名前を書くわけでもなく、最後尾に並びます。
海鮮丼や定食のお店なので回転自体は早く、30分くらいで店内へ。
ただ、台風一過の正午に外で待つのはきつい。
冬もきついのかな。
店の前にうちわがあり、みんなうちわを使っておりました。
店舗に入り、注文。
店員のおばちゃんも親切で子どもに気さくに話しかけてくれます。
注文を済ませ、10分ほどで着丼。
アジのたたき丼(1700円)はアジを3匹使っており、ボリュームは満点。

ねっとりとした食感と味付けがよくご飯に合う。
瞬間で完食してしまいます。
子どもたちのサーモンいくら丼(1800円)。

妻のにし与丼(2500円)

単品で頼んだ桜えび(700円)が子どもたちに大好評。

ポン酢で味わう桜えびは新鮮でさっぱりと食べられ、思わずおかわりのオーダー。
最後に出てきたアジフライ(単品500円/尾)。

食事に夢中で食べてから写真を撮っていないことに気づきました。
不自然な画像で申し訳ございません。
まわりはサクサクに揚げられており、中身は肉厚のふわふわ食感。
このバランスが絶妙。
こちらもあっという間に完食。
③比較紹介|沼津港で「にし与」と迷った他の人気店
沼津港には「にし与」をはじめ、魅力的な海鮮料理店が立ち並びます。
今回は家族で相談しながらお店を選びましたが、最終的にアレルギーのある子どもの希望を優先し「にし与」に決定しました。
我が家では旅行先での食事は「家族全員が安全に、かつ美味しく食べられるか」を最優先にしています。
特に卵アレルギーのある子どもには、食べたいメニューがあることが重要です。
「にし与」のすぐ隣には、思わず立ち寄りたくなるようなお店が2軒並んでいました。
ふみ野
沼津港にある海鮮丼専門店で、店主は沼津魚市場でセリに参加していた経験を持ち、鮮度抜群の魚介を仕入れます。
まぐろ、カニ、イクラ、ホタテ、ウニなどを使った豪華な丼が名物。
しらす・桜えび丼やサーモン丼も人気で、メニューが豊富です。
朝6時から営業しており、早朝から新鮮な海の幸を味わえます。
あした葉 踊りあじ専門店
沼津産の活アジを“踊り食い”できる珍しいお店。
注文ごとに生け簀から取り出したアジをその場で捌き、プリプリの食感を楽しめます。
「踊りあじ定食」では姿造りに加え、出汁茶漬け・アジフライ・小鉢などがセット。
ご飯と出汁はおかわり自由で、臨場感あるカウンター席から調理の様子も見られます。
実は私も「あした葉」でアジの踊り食いを試したかったのですが、子どもが「生きている状態は怖い」と言うので断念。
「ふみ野」と「にし与」で迷いましたが、店頭メニューに「いくら丼」があった「にし与」を選びました。
結果的に、アレルギーのある子が食べたいものを優先したことで、家族全員が安心して美味しい食事を楽しめました。
沼津港に行く際は、ぜひ家族の希望や安全性を考えながらお店を選んでみてください。
行く前に参考にした動画:
④お客様の声(口コミ)
⑤デメリット|アレルギー表示と支払い方法の注意点
このお店を利用する際は、アレルギー対応や支払い方法に注意が必要です。
昔ながらの店舗であるため、細かいアレルギー表示やキャッシュレス決済への対応が不十分です。
例えば、メニューは豊富ですがアレルギー表示はなく、詳細な確認は難しい状況です。
海鮮丼は魚とご飯が基本なので問題は少ないですが、フライなどの揚げ物に卵が使われているかは不明です。
アレルギーが気になる方や細かく確認したい方には不向きです。
また、支払いは現金のみで、クレジットカードや電子マネーは使えません。
事前に現金を用意しておく必要があります。
安心して食事を楽しむためにも、アレルギーや支払い方法に事前配慮をして訪れるのがおすすめです。
⑥味だけじゃない人の温かさ
このお店では、料理の美味しさだけでなく、人の温かさにも心を動かされました。
昔ながらの雰囲気で細かいアレルギー対応はありませんが、お店の方の優しさや気配りが印象的だったからです。
海鮮丼なら卵を使っていないだろうと覚悟して入ったところ、正解でした。
外で暑い中待った後、席に着くなり子どもが「お水おいしいー!」と声を上げると、おばちゃんは笑顔で「おばちゃん、うれしいわー」と一言。
本来はセルフサービスのお水なのに、わざわざ席までおかわりを持ってきてくれました。
料理はもちろん間違いなく美味しかったですが、このやり取りが何より心に残りました。
美味しい料理に加え、人の温もりを感じられる体験こそ、このお店を訪れる価値だと思います。
まとめ
沼津港の老舗「にし与」は、新鮮な魚介とボリューム満点の海鮮丼で地元民にも観光客にも愛される人気店です。
卵アレルギー対応の明確な表示はありませんが、魚とご飯が中心の海鮮丼なら比較的安心して楽しめます。
アジのたたき丼やサーモンいくら丼、桜えび、アジフライなどは味・食感ともに絶品で、店員の温かい接客も魅力。
現金払いのみ、予約不可、行列覚悟という点は要注意ですが、それ以上の価値があります。
沼津港で家族全員が笑顔になれる食事を探している方は、ぜひ「にし与」を候補に入れ、この夏の思い出に加えてみてください。
注意事項
本記事の情報は筆者の経験や調査に基づいています。召し上がる際は必ず最新情報を確認のうえ、自己判断・自己責任でお願いします。